27日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、神経質な展開か

為替

2024/6/27 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=159円00銭-161円00銭

 27日の東京外国為替市場で、ドル・円は神経質な展開か。前日の米国時間に160円80銭台と約37年半ぶりのドル高・円安水準を付けた。ドル・円は米長期金利が上昇する中で日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが継続した格好。円を買う材料は乏しく、引き続きドル・円は底堅い展開が予想されるものの、利益確定目的のドル売りを誘いやすいほか、東京時間は日本の通貨当局による為替介入への警戒感も高まる。政府高官の発言のほか、仕掛的な動きにもフラされる可能性がある点には注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:対外・対内証券売買契約、5月商業動態統計

北米:米新規失業保険申請件数、米5月耐久財受注、1-3月期GDP(国内総生産)確定値

欧州:ユーロ圏6月経済信頼感指数、ユーロ圏6月消費者信頼感指数

きょうの主な金融政策決定会合:フィリピン中銀、トルコ中銀、スウェーデン中銀、チェコ中銀、メキシコ中銀

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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