<米国株情報>サウスウエスト航空が第2四半期見通しを減額、エリオットはトップ交代迫る

株式

2024/6/27 10:13

 格安航空大手サウスウエスト航空<LUV>は26日寄り付き前、7月25日発表予定の4-6月期(24年12月期第2四半期(4-6月)の財務情報ガイダンスの下方修正を発表した。

 RASM(有効座席マイル数当たりの営業収入)の見通しを前年比4.5%減-4.0%減と、従来予想の3.5%減-1.5%減から下方修正した。現在の旅客予約パターンに鑑み、厳しい経済環境に適応することが難しいとしている。

 サウスウエスト航空の発表に、大株主でアクティビスト(物言う株主)のエリオット・マネジメントが反応。同日付で発表した声明文で、同社が過去1年半で8回目の下方修正を発表したと指摘した上で、「即時経営陣の交代が必要だ」とし、ボブ・ジョーダンCEO(最高経営責任者)とゲイリー・ケリー会長を社外候補者と交代させる案を提示した。

 エリオットは6月10日にもサウスウエスト航空に宛てた書簡で、同社のリーダーシップの欠如を批判し、経営陣の交代や包括的な事業見直しを含む大規模な経営刷新を進めていきたい考えを示している。

 サウスウエスト航空の株価は26日の朝方に前日比で4%超下落したが、その後は下げ渋り、プラス圏へ浮上する場面もあった。同0.21%安の28.45ドルと4営業日ぶりに小反落して取引を終え、夜間取引では日中終値付近でもみ合った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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