<一撃!裏銘柄>不動産の割安有力株、業績にも安心感―プロパスト

株式

2024/6/27 12:27

 首都圏で中古収益物件の再生や賃貸マンション開発を手掛けるプロパスト<3236.T>を狙いたい。

 5月の首都圏中古マンション価格は、前月比0.5%増の4627万円と3カ月ぶりに上昇した。プロパストは都心の好立地エリアに特化し、デザインに定評がある。そのため、実態は市況以上に強含んでいる可能性がある。

 バリューアップ事業が有力だ。これは、首都圏エリアを中心に中古のマンションを購入し、付加価値を高めた上で個人や海外の投資家に売却する。短期間で資金を回収できる点が特徴だ。新築と比べて価格優位性も有しているため、物価高や景気低迷局面でも顧客の富裕層から注目される可能性がある。

 テクニカル面でも強気材料は多い。株価は2020年2月以来、約4年ぶりに200円を上抜いたことに加え、18年6月から強力な上値抵抗となっていた月足一目均衡表の先行スパン「雲」下限を突破したことから、株価は新展開入りをにおわす。日足のパラボリックが陽転しているため、短期的な勢いも備えており、チャートはさらなる高みを示唆している。

 前24年5月期の決算は7月8日に発表する。営業利益(非連結)は27億円(前々期比5.6%増)を計画しているが、第3四半期累計(23年6月~24年2月)で既に30億円超を計上している。PERは4倍台、PBR(株価純資産倍率)は約0.7倍と割安感も抜群だ。

提供:ウエルスアドバイザー社

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