オムロン、グループのOSSが近畿大学とリアルタイム運転技能診断システムを開発

株式

2020/2/17 7:35

 オムロン<6645.T>のグループ会社で社会システム事業を担うオムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は、近畿大学(大阪府東大阪市)と、ドライバー安全運転管理サービス「DriveKarte(ドライブカルテ)」を活用した高齢ドライバーの運転技能向上を促すリアルタイム運転技能診断システムを開発したと発表した。

 今回開発したシステムは、OSSの「DriveKarte」と、近畿大学理工学部の多田准教授の開発した運転技能評価、通知システムを組み合わせることにより、運転中にリアルタイムでドライバーへのフィードバックを可能にした。多田准教授の開発した運転技能評価、通知システムは、指導員の安全運転知識をデータベース化し、ドライバーの技能を自動評価できるようにしたもの。実験により、機械によるリアルタイムでの運転評価、通知が、高齢ドライバーの運転技能向上の指導に有効であることが確認されたという。人による指導に加えて、機械による客観的な一定の判定による指導を行うことで、高齢ドライバーへの指導力の向上が期待できるとしている。

 14日の終値は、前日比変わらずの6730円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ