リクルートHが続落、野村証は「Neutral」継続、目標株価は4060円に引き上げ

株式

2020/2/17 17:07

 リクルートホールディングス<6098.T>が続落。野村証券では14日付で、投資判断「Neutral」(中立)を継続、目標株価は3340円から4060円に引き上げている。

 目標株価4060円の算定基準期は21年3月期となっており、21年3月期以降もIndeedの収益性の持続的改善が続くことにより、HRテクノロジーの中期利益成長ポテンシャルへの期待がさらに高まりつつある状況を考慮して、HRテクノロジーのEBITDA予想を従来予想比25%上方修正し、適用倍率を27倍から32倍に変更するとしている。

 業績は好調だが、同証券の積み上げ方式を参考にするとHRテクノロジーの株価価値はすでに株価に織り込まれていると考えているという。また、EBITDAの改善は四半期単位ではなく、中・長期的な観点でみるべきと同証券では考えるものの、持続的な売上成長のスピードが先行投資額を上回りつつあり、21年3月期以降に持続的な収益性の改善局面に入ると考えたとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期2581億円(前期比15.7%増、従来2491億円、会社側計画は非開示)、21年3月期3032億円(従来2789億円)、22年3月期3492億円(同3193億円)と試算している。

 17日の終値は、前週末比2円安の4499円。

提供:モーニングスター社

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