荏原が反発、SMBC日興証は「2」・目標株価2800円に引き下げ

株式

2020/3/11 16:35

 荏原<6361.T>が反発。SMBC日興証券では10日付で、投資判断を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)に、目標株価を4000円から2800円に、それぞれ引き下げている。

 同証券では、19年12月期決算を経て業績予想を下方修正、連結営業利益について、20年12月期307億円(前期比13%減、会社側計画は270億円)、21年12月期350億円、22年12月期390億円、23年12月期408億円、24年12月期415億円と試算。あわせて、投資判断、目標株価を引き下げるとしている。

 目標株価は従来はセクター平均PER16倍となっていたが、業績回復力が旧予想に比べ低下することや、ガバナンスの観点でネガティブな事象が発生したことにより、16倍に10%のディスカウントを付与した14倍で算定されている。セクター全体感として、グローバル景況感の後退は避けられず、相対的にディフェンシブ性が高い銘柄の推奨度をより高めるとしている。

 11日の終値は、前日比6円高の2222円。

提供:モーニングスター社

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