13日の東京外国為替市場=ドル・円上昇、海外勢のレパトリでドル買い優勢

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2020/3/13 15:06

 13日の東京外国為替市場で、ドル・円は上昇した。

 朝方1ドル=104円50銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が売り先行となったものの、米国など海外勢のレパトリ(本国への資金還流)でドルを買い戻す動きもあり、堅調に推移。また、日銀が新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な株安となり市場に動揺が広がっていることを受け、5000億円の資金供給を行うと発表したことも、ドル買い・円売りを促進した。午前中は105円を挟み大きくもみ合った。

 午後に入り、日経平均株価が下げ渋るとドル・円は上げ足を速め、106円ちょうどまで上値を伸ばしたが、その後は利益確定売りも出て再び軟化した。

 15時現在、105円57銭となっている。

提供:モーニングスター社

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