きょうの有力レーティング――第一三共、Eギャランテ、扶桑化学

レーティング

2020/5/26 8:20

プラス方向

 第一三共(4568) SMBC日興証券はレーティングを中立の「2」から強気の「1」に。三つの抗体薬物複合体(ADC)開発品を成長ドライバーとみて目標株価を1万500円(従来5500円)に大幅引き上げ。

 ヤマトHD(9064) 岡三証券は「中立」から「強気」に格上げ。巣ごもり消費の定着による宅急便の取扱数増を踏まえ、目標株価を2400円(従来1910円)に。

 Eギャランテ(8771) UBS証券が新規「Buy(買い)」でカバレッジ。目標株価は2800円に。

 扶桑化学(4368) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を4500円(従来3700円)に引き上げた。半導体デバイスの生産量増加などにより、来3月期の最高益更新を見込む。「Buy」を継続。

 その他 岩井コスモ証券は伊藤忠(8001)を5段階中2位の「B+」から最上位の「A」に格上げしたほか、タカラBIO(4974)の目標株価を2500円から3100円に変更した。国内証券が東鉄工(1835)を「B(中立)」から「A(買い)」に格上げ。鉄道関連受注の堅調を好感。一方、フェアバリューは3600円(従来3800円)に小幅減額。

マイナス方向

 ミルボン(4919) 大和証券は5段階中2位の「2」から3位の「3」に見直し。コロナ禍により来店期間の長期化が現れているとみて、目標株価を6550円から4990円に引き下げた。

 ケネディクス(4321) SMBC日興証券は「1」から「2」に格下げ。株価の割安感が後退したと判断。目標株価640円は据え置いた。

(写真:123RF)

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