電通グループが4連騰、第1四半期の営業利益2.66倍を好感

株式

2020/5/28 16:26

 電通グループ<4324.T>が4連騰し、429円高の3000円を付けた。27日引け後に20年12月期第1四半期(20年1-12月)の連結決算(IFRS基準)を発表、大幅増益を達成し、好感された。

 第1四半期決算は、収益が2527億3700万円(前年同期比0.9%増)、営業利益が246億9400万円(同2.66倍)となった。国内事業では、マーケティング/プロモーションが伸びた。海外事業では、特に3月は数多くの市場で、新型コロナウイルス感染症の拡大による悪影響を受けたが、リストラによるコスト削減や、景気の悪化に対応したコストコントロールに努めたことなどにより、調整後営業利益は改善した。

 なお、通期業績予想については、コロナ禍の影響などにより、一定の合理性をもって算出できる状況にないため、2月13日に公表した予想をいったん取り下げ、未定とする。

 28日の終値は、前日比422円高の2993円。

提供:モーニングスター社

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