フェイスブックは下落、北米の利用者数減少を売り材料視か

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2020/10/30 12:37

 世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービスであるフェイスブック<FB>は29日の夜間取引で、日中終値比2.72%安の273.20ドルと下落した。北米における利用者数の減少が嫌気されたもよう。

 同日引け後に20年12月期第3四半期(7-9月)の決算を発表。売上高は前年同期比22%増の214億7000万ドル、純利益が同29%増の78億5000万ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は同28%増の2.71ドルとなり、売上高、EPSともに市場予想を上回った。の1.9ドルを上回った。

 ヘイトスピーチや人種差別的な投稿を放置しているとして全世界1100社以上の企業がフェイスブックに対する広告の出稿を停止した影響は限られ、9月末時点の全世界の1カ月当たり利用者数(MAU)は前年比12%増(前期も12%増)の27億4000万人となったが、北米の1日当たり利用客数(DAU)は1億9600万人と、前年同期の1億9800万人を下回った。

 第4四半期(10-12月)の業績予想は、同社は広告収入が第3四半期の前年同期比22%増を上回るとしたが、北米のDAUとMAUは横ばいか、やや減少するとした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、NYダウベア<2041>

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