NEC、RPAを活用し新型コロナ感染者等情報把握・管理システムの登録業務を効率化する実証実験

株式

2021/3/1 16:23

 NEC<6701.T>は前週末2月26日、けいゆう病院(神奈川県横浜市)の協力のもと、ソフトウエアロボット(RPA)を活用した自動入力で、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム(HER-SYS)への医療従事者の登録業務を効率化する実証実験を実施すると発表した。

 今回の実証は、けいゆう病院でHER-SYSへの登録業務を行う看護師など医療従事者を対象に、同ステムを使用することでHER-SYSへの登録業務の時間と手間の削減が可能かの検証を2月17日から26日に実施。同実証では、RPAにより自動入力を実現するNEC Software Robot Solutionと、登録情報の収集に電子カルテのテンプレート機能を活用することで、主に看護師など医療従事者によるHER-SYSに必要な情報収集の正確性の向上や入力作業の効率化などの一連の登録業務を支援する。同社では、システムの製品化を進め、3月下旬の発売を目指すとしている。

 1日の終値は、前週末比270円高の6070円。

提供:モーニングスター社

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