シルバーライフが急落、上期の業績予想を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2021/3/5 12:02

 シルバーライフ<9262.T>が急落。4日引け後に、21年7月期上期(20年8月-21年1月)の単体業績予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比227円安の1951円まで値を下げている。

 21年7月期上期について、予想売上高を従来の47億1000万円から48億8800万円(前期比16.0%増)に、営業利益を4億5000万円から6億1100万円(同48.7%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、昨年出店したFC加盟店が順調に売上を伸ばしていることが主な要因。利益面は、新工場の稼働に約2カ月の遅れが生じたことによる先行費用の発生遅れ、工場製造限界に伴う冷凍弁当の直販の売上を抑えるために広告宣伝費および販売促進費を抑制したこと等が押し上げに働く。

 なお、通期予想については、新工場の計画の遅れを取り戻し早期の安定稼働を実現するための費用発生等の可能性もあるとして、従来の売上高95億3000万円(前期比7.9%増)、営業利益6億5000万円(同30.4%減)を据え置いている。

提供:モーニングスター社

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