日経平均は400円程度高、買い先行後も買い戻しを誘う格好で上げ幅拡大=18日寄り付き

 18日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比400円程度高い3万314円前後で推移する。午前9時12分には、同444円90銭高の3万359円23銭を付けている。きのう17日は小幅ながら7日ぶりに反落したものの、下げ幅を縮小する動きにあったことや、現地17日の米国株式市場で、NYダウが反発して2日ぶりに史上最高値を更新、ナスダック総合指数も3日続伸したことから、買いが先行。買い戻しの動きを誘う格好となり、上げ幅を拡大する場面もみられた。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比95円高の2万9815円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も高い。ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も堅調。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も上げている。

 個別では、エニグモ<3665.T>、セレス<3696.T>、渋谷工<6340.T>、三井海洋<6269.T>、アイロムG<2372.T>などが上昇。半面、丸運<9067.T>、明治海<9115.T>、リオン<6823.T>、アゴーラHG<9704.T>、エフピコ<7947.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=108円台の後半(17日は1ドル=109円15-17銭)、1ユーロ=130円台の半ば(同129円78-82銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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