日経平均は65円程度安、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される格好=17日寄り付き

 17日午前9時27分すぎの日経平均株価は、前週末比65円程度安い2万8019円前後で推移する。午前9時26分には、同68円11銭安の2万8016円36銭を付けている。前週末14日に大幅反発した動きが継続し、現地14日の米国株が続伸したこともあり、買いが優勢となった。ただ、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される格好となり、下げに転じた。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末14日の大阪取引所清算値比270円高の2万8310円だった。

 業種別では、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株が下落。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が安い。ディスコ<6146.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、オムロン<6645.T>、村田製<6981.T>などの電機株も軟調。

 個別では、グレイス<6541.T>、ウッドワン<7898.T>、フジクラ<5803.T>、ライドオンH<6082.T>、夢真ビネック<2154.T>などが下落。半面、乾汽船<9308.T>、曙ブレーキ<7238.T>、IDEC<6652.T>、理想科学<6413.T>、ギフティ<4449.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時27分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末14日は1ドル=109円38-39銭)、1ユーロ=132円台の後半(同132円51-55銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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