2日の東京株式市場見通し=反発後はもみ合いか

国内市況

株式

2021/7/2 7:47

 予想レンジ:2万8600円-2万8900円(1日終値2万8707円04銭)

 2日の東京株式は反発後、もみ合いか。朝方は、現地1日の欧米株式が上昇した動きを受け、買い先行となりそう。ただ、手がかり材料に乏しいなか、現地2日に米6月雇用統計の発表を控えることから、見送りムードが強まりそう。消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かう場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(1日は111円27-28銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の前半(同131円82-86銭)と円安に振れている。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などが、1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比155円高の2万8785円だった。(高橋克己)

 2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 6月マネタリーベース

・決算発表=アスクル<2678.T>、良品計画<7453.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米6月雇用統計、米5月貿易収支

・23:00 米5月製造業受注

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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