日経平均493円高と大幅に3日続伸、TOPIXは終値で2カ月ぶり2800ポイント回復=26日後場

 26日後場は日経平均株価が、前日比493円92銭高の3万9667円07銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も、同15.58ポイント高の2802.95ポイントと3日続伸した。TOPIXが終値べースで2800ポイント台となるのは、3月22日(2813.22ポイント)以来、2カ月ぶり。朝方の買いが一巡した後、もみ合う場面もみられたが、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を広げた。日経平均は後場もジリ高基調が続き、午後零時49分には、同615円48銭高の3万9788円63銭を付けた。その後は、戻り待ちの売りや急ピッチな上昇の反動などで、もみ合いとなった。東証プライム市場の出来高は15億7703万株、売買代金は4兆2538億円。騰落柄数は値上がりが985銘柄、値下がりは590銘柄、変わらずは70銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち22業種が上昇、11業種が下落した。アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株や、電通グループ<4324.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が上昇。中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株も堅調。オークマ<6103.T>、ディスコ<6146.T>などの機械株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株もしっかり。一方、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落した。

 個別では、サワイGHD<4887.T>、セルソース<4880.T>、マイクロニ<6871.T>、TOWA<6315.T>、アドバンテス<6857.T>などが上昇。半面、ブックオフH<9278.T>、スギHD<7649.T>、プロレドP<7034.T>、クスリアオキ<3549.T>、フロンティM<7038.T>などが安い。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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