日経平均は35円程度安、株価指数先物に断続的な売りで一時下げ幅拡大=20日寄り付き

 20日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比35円程度安い2万7245円前後で推移する。午前9時16分には、同105円93銭安の2万2175円24銭を付けている。きのう19日に大幅反落した動きが継続し、売りが先行した。その後、株価指数先物に断続的な売りが出たことをキッカケに下げ幅を広げた。現地19日の米国株式市場では、NYダウが3日続落し、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発するなどまちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比40円高の2万7250円だった。

 業種別では、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、日鉄鉱<1515.T>、INPEX<1605.T>などの鉱業株が下落。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も安い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も軟調。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も下げている。

 個別では、わかもと<4512.T>、エフオン<9514.T>、名村造<7014.T>、東製鉄<5423.T>、デンソー<6902.T>などが下落。半面、ファイバーG<9450.T>、ギークス<7060.T>、IDOM<7599.T>、オークネット<3964.T>、IRJHD<6035.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=109円台の後半(19日は1ドル=109円77-79銭)、1ユーロ=128円台の前半(同128円24-28銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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