<相場の読み筋>9月14日

2021/9/14 7:45

 13日の米国株式は、NYダウが前週末比261.91ドル高の3万4869.63ドルと6日ぶりに反発、ナスダック総合指数は同9.912ポイント安の1万5105.582ポイントと小幅に4日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億万5063株、ナスダック市場が45億5321万株だった。NYダウは前週末まで5日続落していた反動や、リバウンドを狙った買いで反発。NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が続伸し、1バレル=70ドル台を回復したことも刺激となり、石油関連銘柄が買われ、NYダウの上昇を支えた。同指数の採用銘柄では、ユナイテッドヘルス<UNH>やインテル<INTC>、ボーイング<BA>などが、値上がり率の上位に入っている。

 14日の東京株式は、堅調な展開が続きそう。日経平均株価はきのう13日、利益確定売りに押される場面もみられたが、取引終了間際に上げ幅を拡大し、高値引けとなった。相場の足腰が強いことが印象付けられた格好で、次期政権による経済対策への期待感も支えに、しっかりした動きが継続するとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円前後(13日は110円08-09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円74-78銭)と小動き。13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、アドバンテスト<6857.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、13日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比90円高の3万420円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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