<青天を衝く飛躍株>注目度の低さゆえに見過ごされた珠玉のジャスダック株=タンゴヤ

株式

2021/9/16 16:05

 昨今、IPO(新規上場)後の株価がさえない銘柄が多い。そうした中で、タンゴヤ<7126.T>はここから利益が爆発的に伸びるポテンシャルを秘めている。

―オーダースーツの競争優位性―

 同社はビジネススーツのオーダーメードサービスが主力だが、なぜそんな企業が有望なのか? コロナ禍で低迷するコナカ<7494.T>やAOKIホールディングス<8214.T>、青山商事<8219.T>といった専門店の状況を踏まえると、疑問に思う人もいるだろう。

 しかしタンゴヤには、上質なオーダースーツをお買い得な価格で提供できるという、圧倒的な競争優位性がある。たとえ企業のテレワークが定着しても、シーズンごとに数着のスーツは必要だし、冠婚葬祭にも欠かせない。

 その上、コロナ禍では「ちょっといいモノ」を買うという消費性向が強まっている。若者の間でも上質なスーツを求める声が多く、思いのほか、需要は強いのだ。その着心地の良さから、「既製品はもう着られない」というリピーターを獲得している。

 同社の今7月期の業績予想(非連結)は、売上高が91億6400万円、営業利益が4億1100万円。会計基準の異なる前期(83億2600万円、3億900万円)に対し収益が拡大する見通しだが、注目すべきはコロナ禍からの経済回復を織り込んだものではないという点だ。

―株主優待にも前向きか―

 物流の効率化などによって粗利率が前期は前々期比で5.4ポイント改善し、今期はいっそう向上する流れにある。新型コロナウイルスの感染状況がある程度落ち着けば、出店を増やしつつある同社の営業利益は計画を大きく上回ってもおかしくない。

 また、同社のIR部門によれば、「株主優待を前向きに検討している」。個人株主の中にはスーツの割引券などを求める声があるという。

 同社の予想PERは約8倍にとどまる。同業他社と比べて割安なのは、「コロナ禍でスーツ業界は厳しい」というイメージと、IPO直後でまともな企業分析の対象になっていないことが背景にあるとみられる。時価総額28億円の超軽量株だけに、業績の拡大をきっかけに一度火が付いたら株価が倍化するのは意外に早い「お宝銘柄」かもしれない。

提供:モーニングスター社

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