21日の東京外国為替市場=ドル・円、上昇一服から調整へ

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2021/10/21 15:01

 21日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=114円前半を中心に軟調な展開だったが、104円ちょうど近辺では底堅かった。

 朝方、1ドル=114円40銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り安から下げ渋る展開とともにもみ合った。午後に入り、米株価指数先物が時間外取引で下げ幅を広げ、日経平均株価がツレ安となったのを背景にドル・円は軟化し、一時113円94銭まで下押しした。ただ、この水準では114円割れとなると、ドルを買い戻す動きが出るなど、ドル・円には底堅さもみられた。

 直近2週間で値幅約3円程度ドル高・円安が進んだが、きょう東京時間のドル・円は114円台後半を試す力はなく、株安・リスクオフによる円買いや利益確定のドル売り優勢の展開となった。

 15時現在、114円02銭となっている。

提供:モーニングスター社

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