日経平均は288円程度安、株価指数先物に断続的な売りで下げ幅を拡大=6日寄り付き

 6日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前週末比288円程度安い2万7741円前後で推移。午前9時17分には、同335円66銭安の2万7693円91銭を付けている。朝方は、前週末3日に大幅反発した動きや、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることから、買いが優勢となった。ただ、戻り待ちの売りに押され下げ転換した後、株価指数先物に断続的な売りが出たこともあり、下げ幅を拡大した。現地3日の米国株式は、NYダウ・ナスダック総合指数ともに反落。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末3日の大阪取引所清算値比280円安の2万7790円だった。

 業種別では、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株が下落。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も安い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、オリックス<8591.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も軟調。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、アステラス薬<4503.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株も下げている。

 個別では、ラクーンHD<3031.T>、日電波<6779.T>、マネックスG<8698.T>、大真空<6962.T>、戸田工<4100.T>などが下落。半面、日本CMK<6958.T>、ファーマF<2929.T>、わらべや日洋<2918.T>、エコス<7520.T>、リニカル<2183.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=112円台後半(前週末3日は1ドル=113円37-38銭)、1ユーロ=127円台の半ば(同128円03-07銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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