(再送)日経平均は165円程度高、株価指数先物に断続的な買い=17日寄り付き

 17日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前週末比165円程度高い2万8289円前後で推移。午前9時11分には、同311円30銭高の2万8435円58銭を付けている。前週末14日にかけて大幅に続落していた反動から、買い先行でスタート。現物株の寄り付き直後、株価指数先物に断続的な買いが入り、上げ幅を拡大した。現地14日の米国株式市場では、NYダウが続落した一方、ナスダック総合指数は反発するなど、まちまちだった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末14日の大阪取引所清算値比110円高の2万8300円。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が上昇。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も高い。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も堅調。大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も上げている。

 個別では、ダントーHD<5337.T>、ベイカレント<6532.T>、OATアグリ<4979.T>、ミクニ<7247.T>、キャンドゥ<2698.T>などが上昇。半面、アウトソシン<2427.T>、スノーピーク<7816.T>、黒谷<3168.T>、ヨシムラFH<2884.T>、平和<6412.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=114円台の前半(前週末14日は1ドル=113円79-80銭)、1ユーロ=130円の半ば(同130円46-50銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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