27日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、114円台でもみ合いか

為替

2022/1/27 8:27

ドル・円予想レンジ:1ドル=114円00銭-115円00銭

 27日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=114円台でもみ合いそうだ。

 26日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、次回3月FOMCでの利上げ開始、利上げ開始後のFRB(米連邦準備制度理事会)バランスシートの縮小が示唆された。総じてタカ派的との受け止めから、米長期金利が上昇し、ドル・円はFOMC前から50銭程度ドル高方向に押し上げられ、114円70銭近辺を付けた。

 27日東京時間は、前日のタカ派的なFOMCを受け、ドル・円の下方向は114円台が堅そう。ウクライナ情勢への懸念が伝わっても114円を割り込む展開では買い戻しが入るとみられる。一方、米利上げ観測が高まったことでドル・円は上方向を志向しやすくなるが、米国時間に米21年10-12月期GDP(国内総生産)速報値の発表を控えていることもあり、115円が迫るに従い、上値が重くなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:2年国債入札

米国:21年10-12月期GDP速報値、12月耐久財受注、12月中古住宅販売仮契約、7年国債入札

その他:南アフリカ準備銀行金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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