SLDが急騰し一時ストップ高、債務超過を解消し上場廃止猶予期間銘柄から解除される

株式

2022/5/30 12:03

 エスエルディー(SLD)<3223.T>が急騰。一時100円ストップ高の647円まで買われる場面があった。前週末27日引け後、22年2月期決算において債務超過を解消し、東京証券取引所の上場廃止猶予期間銘柄から解除されたと発表、材料視された。

 同社は21年2月期末の純資産が3億3200万円の債務超過となっていた。22年1月24日の同社取締役会で決議された「第三者割当による種類株式の発行(デット・エクイティ・スワップ)」が、2月25日に開催した同社の臨時株主総会で可決された。それにより、第三者割当による種類株式の発行(デット・エクイティ・スワップ)に係る払込完了、資本金および資本準備金の額の減少、剰余金の処分に関する手続きを完了し、純資産額が8億円増加し、22年2月末時点で債務超過が解消した。今後は、引き続き経営体制および営業体制の効率化と強化を図り、事業の改善および拡大を行い、早期の営業黒字化を目指すとしている。

 前場は、前週末比65円高の612円ザラバ引け。

提供:モーニングスター社

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