15日の東京外国為替市場見通し=FOMCの結果公表控え方向感の乏しい展開か

為替

2022/6/15 8:24

ドル・円予想レンジ:1ドル=134円20銭-136円00銭

 15日の東京外国為替市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表とパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控えて見送りムードが強まりそうで、方向感の乏しい展開が予想される。FRBの積極的な金融引き締めに対して日銀の黒田総裁は大規模な金融緩和策の維持する考えを示している。足元の上昇ピッチの速さもあり、イベント前のポジション調整的なドル売りが強まる可能性はあるが、日米の金利差拡大が意識される限り、ドル・円の下値は限られそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月機械受注、4月第三次産業活動指数

アジア:中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高

北米:米5月小売売上高、米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見

欧州:ユーロ圏5月鉱工業生産

その他:ブラジル中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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