22日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、137円を意識した展開か

為替

2022/6/22 8:26

ドル・円予想レンジ:1ドル=135円50銭-137円00銭

 22日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=137円を意識した展開とみる。前日の東京市場はもみ合いとなったが、米国時間になるとドル買い・円売りが強まり、年初来高値をあっさりと更新。その後も勢いは止まらず、136円台まで上昇した。きょうは4月開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨が公開されるが、日銀はかねてより大規模な金融緩和の維持を表明しているため、円買いの材料にはなりにくい。利益確定目的のドル売りが出ても積極的に円を買う材料は乏しく、ドル・円はしっかりした展開が予想される。ただ、上昇ピッチの速さから口先介入などで一時的に調整する場合もそのスピードには注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月開催分の日銀金融政策決定会合議事要旨

北米:パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が議会証言、カナダ5月CPI(消費者物価指数)

欧州:英5月CPI、ユーロ圏6月消費者信頼感指数

その他:南ア5月CPI

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ