日経平均は108円程度高、現物株の寄り付き後、株価指数先物に断続的な買い=7月1日寄り付き

 7月1日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比108円程度高い2万6501円前後で推移する。午前9時7分には、同138円20銭高の2万6531円24銭を付けている。きのう6月30日に大幅続落した反動から、買いが先行。現物株の寄り付き後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大した。6月30日の米国株式市場では、NYダウが反落し、ナスダックが4日続落。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6月30日の大阪取引所清算値比10円高の2万6390円だった。

 業種別では、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株が上昇。日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も高い。アサヒ<2502.T>、キリンHD<2503.T>などの食料品株や、オリックス<8591.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も堅調。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も上げている。

 個別では、Vキューブ<3681.T>、WNIウェザ<4825.T>、イーレックス<9517.T>、マーケットエンター<3135.T>、高島屋<8233.T>などが上昇。半面、良品計画<7453.T>、ダイセキ<9793.T>、ラクーンHD<3031.T>、スターマイカ<2975.T>、レオパレス<8848.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=135円台の後半(6月30日は1ドル=136円19-21銭)、1ユーロ=142円台の前半(同142円25-29銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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