<相場の読み筋>7月25日
2022/7/25 7:45
前週末22日の米国株式は、4日ぶりに反落した。NYダウが前日比137.61ドル安の3万1899.29ドル、ナスダック総合指数が同225.497ポイント安の1万1834.112ポイントで取引を終了した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億2632万株、ナスダック市場が45億7752万株だった。米7月PMI(購買担当者景気指数)が47.5となり、市場予想平均の52.4や、好不況の分かれ目となる50を下回った。景気の先行きに対する警戒感が台頭、売りが優勢となった。また、21日の通常取引終了後に発表した4-6月期決算が、市場予想を下回ったスナップが急落し、ネット広告関連株に売りが広がった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、メタ(旧フェイスブック)やアルファベット(グーグルの持株会社)、エヌビディアなどが下落した。
25日の東京株式は、反落後も弱含みの展開か。日経平均株価は、前週末22日まで7連騰となっていたことや、現地22日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢のスタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の前半(前週末22日は137円58-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円前後(同139円48-52銭)と円高方向に振れており、輸出関連株には重しとなりそう。また、全国の新型コロナの新規感染者数が、23日に初めて20万人を超え、社会経済活動への影響を警戒する場面もありそう。前週末22日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、ソニーG<6758.T>、デンソー<6902.T>などが、同22日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比250円安の2万7640円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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