<相場の読み筋>7月26日

2022/7/26 7:45

 25日の米国株式は、NYダウが前週末比90.75ドル高の3万1990.04ドルと反発、ナスダック総合指数は同51.445ポイント安の1万1782.667ポイントと続落して取引を終了した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億8471万株、ナスダック市場が43億1834万株だった。26-27日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、内容を確認したいとして積極的な売買が限られるなか、方向感に乏しい展開となった。NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が反発した動きを受け、シェブロンが買われたほか、キャラクターも堅調だった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アドビやエヌビディア、メタ(旧フェイスブック)などが下落した。

 26日の東京株式は、もみ合い商状となりそう。きのう25日の日経平均株価は8日ぶりに反落。連騰による短期的な過熱感はやや後退したとみられるが、FOMCを前に、内容を確認したいとして、様子見姿勢が強まる場面も想定される。また、上値には戻り待ちの売りも控えているとみられ、注意したい。為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の半ば(25日は136円40-41銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同139円02-06銭)と円安方向に振れている。25日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ホンダ<7267.T>、オリンパス<7733.T>、三井住友<8316.T>などが、25日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比55円高の2万7755円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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