<米国株情報>スターバックス、次期CEOに英レキット前CEOのナラシンハン氏を指名

株式

2022/9/5 10:22

 コーヒーチェーン大手スターバックスは1日、次期CEO(最高経営責任者)に、英日用品・医薬品・食品大手レキット・ベンキーザー前CEOのラクスマン・ナラシンハン氏を指名したと明らかにした。

 同社ではケビン・ジョンソンCEOが4月4日付で退任したあと、中興の祖といわれたハワード・シュルツ氏が暫定CEOに復帰し、次期CEOを模索していた。

 ナラシンハン氏は10月1日付でスターバックスに入社し、23年4月1日付で正式にCEOに就任する。それまではシュルツ暫定CEOから事務を引き継ぐ一方で、スターバックスの全世界の工場や加盟店パートナーと懇談する。

 ナラシンハン氏は清涼飲料水・食品大手ペプシコの商業戦略と組織開発を担当するCCO(最高商務責任者)や、コンサルティング大手マッキンゼーのシニア・パートナーを務めるなど商品ブランドの世界展開の分野で約30年のキャリアを持つ。

 ナラシンハン氏が率いたレキットの21年度の売上の8%は中国で占められており、市場では同氏がCEOに就任することでスターバックスにとって重要な市場である中国市場で強みを発揮するとみられている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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