日経平均は346円高、米国株高を受け買い先行、先物買い交え上げ幅拡大

 12日午前10時時点の日経平均株価は前週末比346円19銭高の2万8560円94銭。朝方は、前週末の米国株式市場で金利上昇への警戒感が後退し、主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行した。先物買いを交えて上げ幅を拡大し、一時2万8612円89銭(前週末比398円14銭高)まで上昇した。その後は一服商状となっている。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株が上昇。HOYA<7741.T>、オリンパス<7733.T>、テルモ<4543.T>などの精密株も高く、三越伊勢丹<3099.T>、Jフロント<3086.T>、7&iHD<3382.T>などの小売株も堅調。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>などの電機株も買われている。

 半面、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が軟調。INPEX<1605.T>などの鉱業株もさえず、東ガス<9531.T>、中部電力<9502.T>などの電気ガス株も安い。

 個別では、鎌倉新書<6184.T>がストップ高カイ気配となり、gumi<3903.T>、HEROZ<4382.T>がストップ高。日医工<4541.T>などの上げも目立つ。半面、ポールHD<3657.T>、クミアイ<4996.T>、ベステラ<1433.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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