大阪ガス、一般料金契約の単位料金の調整に用いる平均原料価格の上限価格を段階的に見直し

株式

2022/9/21 15:36

 大阪ガス<9532.T>は20日、11月1日に同社のガス個別約款(一般料金契約)を変更し、12月検針分のガス料金から、一般料金契約の単位料金の調整に用いる平均原料価格の上限価格を段階的に見直すと発表した。

 同社は、原料費調整に基づき、原料価格の変動をガス料金に反映しているが、急激な原料価格の高騰による顧客への影響を緩和するため、上限価格を設定している。ただ、ウクライナ情勢の深刻化や、円安の進行といった足元での急激な国際情勢の変化で、原料価格は高騰を続け、同社では平均原料価格が22年9月検針分から上限価格を超過しているという。今後も上限価格の超過が継続することが見込まれなか、徹底した事業運営の効率化に取り組んできたが、安定的にガス供給を継続するため、ガス個別約款を改定することを決めた。

 21日の終値は、前日比31円安の2275円。

提供:モーニングスター社

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