トップカルチが急落し年初来安値を更新、22年10月期の赤字転落見込みを嫌気

株式

2022/12/8 9:31

 トップカルチャー<7640.T>が急落し、一時7円安の195円を付け、11月16日の年初来安値199円を更新した。7日引け後に22年10月期の連結業績予想を下方修正、赤字転落見込みとなり、嫌気された。

 22年10月期業績予想で営業損益は前回発表の1億2900万円の黒字から1億2800万円の赤字(前期は3億5600万円の黒字)に悪化する。グループの主軸である蔦屋書店事業において、賃貸借契約期間満了のため東京都内他5店舗の営業を終了し、売上高、利益面ともに影響した。引き続きエネルギーコストの高騰による光熱費の増加や各種備品、資材の大幅な値上げがあり、販管費の負担が増し、利益面に大きな影響を与えた。なお、5店舗の賃貸借契約期間満了に伴い発生した費用を特別損失に計上する見込み。

提供:モーニングスター社

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