<米国株情報>テスラ、上海ギガファクトリーの操業を24日から休止―1日前倒し

株式

2022/12/26 10:30

 電気自動車(EV)大手テスラは24日、中国・上海の「ギガファクトリー」の操業を休止した。米経済専門チャンネルCNBC(電子版)などが関係者の話として伝えた。

 同工場は、もともと12月25日から1月1日までの年末年始の期間中、操業を休止する計画だった。会社側は1日早めた理由を会社側明らかにしていないが、関係者の話では、同工場やサプライヤー(自動車部品・資材供給業者)の従業員が新型コロナ感染再拡大を受け、病欠しているという。

 他方、テスラは中国市場でのEV販売が低迷し、在庫が増加しているため、過剰在庫の調整に取り組んでいる。このため、同社では12月にモデルYの生産を30%削減する計画を進める一方で、最近は中国国内だけでなく欧州や他のアジア諸国向け輸出に重点を移している。今回の年末年始の操業休止は毎年の慣習ではなく、減産計画の一環となっているようだ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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