長城汽車の22年販売台数は前年比16.66%減の106.8万台にとどまる

サーチナ

中国株

2023/1/13 9:40

 中国の自動車大手・長城汽車(02333/香港、601633/上海)が1月10日、2022年12月度の生産、販売データを発表した。年間の販売台数は前年より16.66%少ない106万7523台に留まった。

 22年12月の販売台数は7万7442台で、前年同月の16万2369台から52.30%の大幅減となった。生産台数も8万8832台で、前年同月の16万2960台から45.49%減少した。ブランド別の販売台数ではラグジュアリーSUVのWEYが1380台で前年同月比86.29%減、電気自動車(EV)のOra(欧拉)が6927台で同66.90%減と特に大きく減少、主力ブランドであるSUVのハヴァル(哈弗)も4万4326台で同53.04%減だった。

 また、22年の年間販売台数は106万7523台で、前年の128万993台から16.66%減、生産台数は110万2322台で前年の126万5269台から12.88%減となった。ブランド別の年間販売台数は、ハヴァルが61万6550台(前年比19.93%減)、WEYが3万6381台(同37.66%減)、長城ピックアップトラックが18万6715台(同19.87%減)、Oraが10万3996台(同22.98%減)とそれぞれ前年の実績を割り込んだのに対し、21年4月に立ち上げたハイエンドSUVのTANK(坦克)は12万3881台で前年比46.45%増と好調だった。

 なお、22年12月の海外販売台数は2万296台で、年間販売台数は17万3180台となった。新エネルギー車の販売は12月が1万1101台で、年間の累計は13万1834台だった。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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