中国海洋石油、23年の生産目標は前年比5〜6%増の6.5〜6.6億バレル原油相当量に

サーチナ

中国株

2023/1/13 9:35

 中国の石油・ガス生産大手、中国海洋石油集団(CNOOC)(00883/香港)が1月11日に2023年の経営戦略を発表し、目標生産量を6億5000万〜6億6000万バレル原油相当量とした。

 同社は11日に発表した23年の経営戦略において、年間の生産量を22年の約6億2000万バレル原油相当量より4.84〜6.45%多い6億5000万〜6億6000万と設定。生産地の内訳は、中国が約70%、海外が約30%としている。さらに、24年には生産量が6億9000万〜7億バレル原油相当量、25年には7億3000万〜7億4000万バレル原油相当量に到達すると予測した。

 また、23年の資本支出予算総額を22年とおよそ同額ないしは10%増となる1000億〜1100億人民元とし、このうち18%を探査に、59%を開発に、21%を生産的資本に充てる。年内に新たに生産開始を予定しているプロジェクトは9つあり、主に中国国内では渤海湾盆地の渤中19−6凝析ガス田1期開発プロジェクト、南シナ海の陸豊12−3油田開発プロジェクトなど、海外ではブラジルのメロ2プロジェクト、ガイアナのパヤラ油田プロジェクトなどが生産を開始する。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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