日経平均は276円高、米ハイテク株高を受け半導体・電子部品関連株など物色

 23日午前10時時点の日経平均株価は前週末比276円68銭高の2万6830円21銭。朝方は買いが先行した。前週末の米国株式市場でハイテク株中心に上昇した流れを受け、半導体・電子部品関連株をはじめ広範囲に物色され、日経平均は寄り付き後まもなく2万6885円99銭(前週末比332円46銭高)まで上伸した。その後上値が重くなったが、下値は限定され、もみ合い商状となっている。

 業種別では、信越化<4063.T>、日ペイントH<4612.T>、資生堂<4911.T>などの化学株が上昇。ダイキン<6367.T>、SMC<6273.T>、コマツ<6301.T>などの機械株や、大王紙<3880.T>、王子HD<3861.T>、レンゴー<3941.T>などのパルプ・紙株も高い。東エレク<8035.T>、ファナック<6954.T>、アドバンテスト<6857.T>などの電機株も買われている。SUMCO<3436.T>、三益半導<8155.T>などの金属製品株も引き締まっている。

 半面、西武HD<9024.T>、京王<9008.T>、近鉄GHD<9041.T>などの陸運株が軟調。空運株では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>がさえない。

 個別では、テノ.<7037.T>がストップ高となり、水戸証<8622.T>、河西工<7256.T>などが値上がり率上位。半面、ウェルネオシュガー<2117.T>、リソー教育<4714.T>、LTS<6560.T>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社

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