コンテナ製造大手の中国国際海運集装箱、22年12月期通期は純利益が約半減の見込み

サーチナ

中国株

2023/1/26 9:35

 コンテナ製造大手の中国国際海運集装箱(02039/香港)が1月20日、2022年12月期通期の業績予告を発表し、前期に比べて純利益がおよそ半減する見込みであることを明らかにした。

 業績予告によれば、22年12月期通期の親会社株主に帰属する純利益は30億〜38億人民元で、前期の66億6532万元から43〜55%減少する見込みだ。また、非経常損益を差し引いた親会社株主に帰属する純利益は36億〜52億元で、前期の54億7306万元から5〜34%減少する。

 純利益が減少する要因について同社は、世界経済が回復して国際貿易の景気が比較的良好となり、市場のコンテナ需要が歴史的な高水準にあった前期に比べて、当期は地政学的な事件や国際的なインフレの激化と欧米の大幅な利上げによって世界経済の成長ペースが鈍化、コンテナ需要が落ち着きを取り戻したことを挙げた。また、昨年10月にデンマークのコンテナ船大手APモラー・マースクの株式取得を断念したことで支払う必要のある和解費用を当期の非経常損益として計上したことにも言及している。

 同社は23年の経営についてコールドチェーン、クリーンエネルギー、自然保護、農村振興の4大戦略方針を柱に業務分野の延伸に取り組むとともに、新しい安定的な業務成長要素を確立するほか、スマート製品の開発、インテリジェント製造を推進して質の高い成長を目指すとしている。

 21年12月期の売上高は1636億9598万元(前期比73.85%増)、親会社株主に帰属する純利益は66億6532万元(同24.59%増)。22年1〜9月期の売上高は1091億3308万元(前年同期比7.70%減)、親会社株主に帰属する純利益は31億1760万元(同64.57%減)。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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