<米国株情報>ウーバー、貨物配送事業のスピンオフや売却を検討中と伝わる

株式

2023/3/10 10:28

 配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは不採算となっている貨物配送サービス(ウーバー・フレイト)事業のスピンオフか、外部の投資家に売却する方向で検討しているもようだ。経済情報専門サイトのマーケットウオッチなどが8日、伝えた。

 ウーバーのダラ・コスロシャヒCEO(最高経営責任者)は6日の経済懇談会で、貨物輸送全体の需要の落ち込みが同社の貨物配送事業にも影響を及ぼしており、1月には同部門の従業員数の3%を削減する方針を明らかにしている。同社が2月に発表した22年12月期第4四半期(10-12月)によると、同部門の売上は全体の18%を占めたが、利益面では本業のもうけを示す調整後EBITDA(利払い・税・償却前利益)は赤字となっていた。

 ただ、同CEOは貨物配送事業を取り巻く経済環境について長期的には改善すると楽観的な見方を示しており、市場では売却ではなく、IPO(新規株式公開)によるスピンオフの可能性が高いとみている。一部では、IPOは24年になるとの見方があった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ