<米国株情報>エアビー、第2四半期の保守的な見通しを嫌気か

株式

2023/5/11 10:07

 民泊予約サイト大手エアビーアンドビー<ABNB>は10日、前日比10.92%安の113.19ドルと5営業日ぶりに急反落した。一時は110ドルを割り込み、4月10日以来の安値を付けた。9日引け後、23年12月期第1四半期(1-3月)の決算と同時に開示した保守的な見通しが嫌気されたようだ。

 第1四半期の売上高は前年同期比20%増の18億1800万ドル、最終損益は1億1700万ドルの黒字(前年同期は1900万ドルの赤字)に転換、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は0.18ドル(前年同期は0.03ドルの赤字)となり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 一方、第2四半期(4-6月)については、売上高を23億5000万-24億5000万ドルと予想し、市場予想を下回った。会社側は欧州のサマーシーズンへの期待感を示しているものの、前年同期がコロナ禍の影響緩和で急増しており、その反動を織り込んでいる。

 なお、第1四半期の宿泊予約(NEB)は前年同期比19%増の1億2110万泊と、過去最高を記録した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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