ブティックスが3日ぶり反発、1対2の株式分割を材料視

株式

2023/5/12 15:35

 ブティックス<9272.T>が3日ぶりに反発し、605円高の4800円を付けた。11日引け後、株式分割を実施すると発表、材料視された。

 5月31日を基準日、6月1日を効力発生日として1株を2株に分割する。同社株の投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることで、投資しやすい環境を整えるとともに投資家層の拡大を図る。

 同時に発表した業績予想では、24年3月期から連結業績に移行。売上高47億2800万円(前期は単体決算のため比較はなし)、営業利益10億1800万円を計画している。展示会事業では、介護業界の展示会で、全国7エリアでの開催を予定。営業活動が正常化し、リアル展へのニーズも回復していることから出展小間契約は順調に獲得する見込み。IT業界での展示会では、引き続き、オンライン展とリアル展をシームレスに融合させ、双方の強みを活かした、新発想のハイブリッド展示会である「DXPO」の開催・運営を行う。

 23年3月期の単体決算は、売上高が30億4700万円(前期比45.7%増)、営業利益が9億4500万円(同61.2%増)だった。

 12日の終値は、前日比545円高の4740円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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