<相場の読み筋>6月26日
2023/6/26 7:45
前週末23日の米国株式は、NYダウが前日比219.28ドル安の3万3727.43ドルと5日続落、ナスダック総合指数が同138.093ポイント安の1万3492.516ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が26億1186万株、ナスダック市場が68億4723万株だった。米6月製造業PMI(購買担当者景気指数)が46.3となり、市場予想平均の48.5を下回った。先行き景気への警戒感が高まり、売りに押される展開となった。NYダウ採用銘柄では、シスコ・システムズやウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、ゴールドマン・サックスなどが値下がり率の上位に入っている。
26日の東京株式は、軟調な展開か。日経平均株価は、現地23日の欧米株式が下落した流れを受け、売り優勢となりそう。ただ、前週末23日に大幅続落していたことから、短期的な戻りを期待する買いや、押し目を拾う動きも見込まれ、底堅く推移する場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(前週末23日は142円88-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の半ば(同155円30-34銭)と、円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄が見直されることも見込まれる。前週末23日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、任天堂<7974.T>、東エレク<8035.T>などが、同23日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同23日の大阪取引所清算値比35円安の3万2635円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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