日経平均は164円高、米国株高に円安で買い先行

 8月1日午前10時時点の日経平均株価は前日比164円37銭高の3万3336円59銭。朝方は、買いが先行した。7月31日の米国株式市場は、利上げ終了期待が続き主要株価指数がそろって値を上げた。円安・ドル高も支えとなり、日経平均は一時3万3339円44銭(前日比167円22銭高)まで上昇した。その後も高値圏で推移している。

 業種別では、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が堅調。東電力HD<9501.T>、関西電力<9503.T>、東北電力<9506.T>などの電気・ガス株も高い。日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>、東製鉄<5423.T>などの鉄鋼株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も引き締まっている。小野薬<4528.T>、塩野義薬<4507.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、コマツ<6301.T>、日立建機<6305.T>、三菱重工<7011.T>などの機械株も買われている。トヨタ<7203.T>、マツダ<7261.T>、三菱自<7211.T>などの輸送用機器株も値を上げている。

 半面、りそなHD<8308.T>、三井住友<8316.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>などの銀行株が軟調。エムスリー<2413.T>、リクルートH<6098.T>、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>などのサービス株や、任天堂<7974.T>、バンナム<7832.T>などのその他製品株も安い。JPX<8697.T>、NECキャピ<8793.T>などのその他金融株もさえない。

 個別では、エンプラス<6961.T>、テクノスJ<3666.T>がストップ高となり、スミダ<6817.T>などの上げも目立つ。半面、クイック<4318.T>、アイエスビー<9702.T>、メンバーズ<2130.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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