日経平均は244円安、前週末の米ハイテク株下落が重し

 3連休明け19日午前10時時点の日経平均株価は前週末比244円09銭安の3万3289円00銭。朝方は、売りが先行した。18日の米国株式は小幅ながら反発したものの、前週末に米ハイテク株を中心に下落したことが重しとなり、日経平均は寄り付き後まもなく3万3231円29銭(前週末比301円80銭安)まで下押しした。一巡後は下げ渋り、一時3万3337円23銭(同195円86銭安)まで引き戻したが、その後は上値の重い動きとなっている。

 業種別では、東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、スクリン<7735.T>、ルネサス<6723.T>などの電機株が下落。ファストリテ<9983.T>、7&iHD<3382.T>、イオン<8267.T>、ニトリHD<9843.T>などの小売株も安い。ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>、東精密<7729.T>などの精密株や、リクルートH<6098.T>、電通グループ<4324.T>、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>などのサービス株も値を下げている。京成<9009.T>、近鉄GHD<9041.T>、阪急阪神<9042.T>などの陸運株も軟調。

 半面、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株が堅調。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、りそなHD<8308.T>、みずほ<8411.T>などの銀行株も高い。日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も値を上げている。

 個別では、ローツェ<6323.T>、レーザーテク<6920.T>、新日科学<2395.T>などが値下がり率上位。半面、丸三証<8613.T>がストップ高カイ気配となり、東洋証<8614.T>、リョービ<5851.T>などの上げも目立つ。

提供:ウエルスアドバイザー社

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