<米国株情報>ウィーワーク、近く破産法第11条適用申請か

株式

2023/11/2 10:15

 ソフトバンクグループ<9984.T>が出資するシェアオフィス大手ウィーワーク<WE>が早ければ来週にも日本の民事再生法にあたる米連邦破産法第11条の適用を申請し、事実上、経営破綻する見通しと、経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどが1日、関係者の話として伝えた。

 10月31日には、11月1日に利払い猶予期限を迎える債務について、債権者とさらに7日間の猶予契約を結んだことを明らかにしている。7日間の利払い猶予は25年満期の表面利率7.875%の無担保社債に関し、1日に支払われる約640万ドルの利払いを保留するというもの。

 ウィーワークは4-6月期決算で、3億9700万ドルの損失を計上し、流動性は6億8000万ドル(うち、現金は2億500万ドル)となっている。10月19日にはアンソニー・ヤズベックCOO(最高執行責任者)が急きょ、辞任していた。

 ウィーワークは21年にIPO(新規株式公開)によって買収資金を調達する特別目的買収会社(SPAC)を通じ、ニューヨーク証券取引所に新規上場している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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