<米国株情報>グーグル、24年も人員削減を計画―AI分野にコスト振り分け

株式

2024/1/19 10:16

 アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが24年も従業員の削減を計画しているようだ。同社のサンダー・ピチャイCEO(最高経営責任者)17日に送った社内向け電子メールで明らかになった。

 グーグルは23年のはじめにも、全世界で従業員全体の6%に相当する約1万2000人をレイオフ(一時解雇)する方針を明らかにしている。

 ピチャイCEOの社内向けメールによると、削減の対象はハードウエアや広告販売、検索、ショッピング、地図アプリ、ポリシー、コアエンジニアリング、動画投稿サイト「ユーチューブ」が対象になるとしているが、削減規模について23年を下回り、全チームには及ばず、限定的としている。

 人員削減は業務の簡素化と迅速化を目的としているとしている。また、「野心的な目標」を成し遂げるためにさまざまな優先事項に投資するための能力(資金)を人員削減で取得するとしている。「野心的な目標」について、同CEOはAI(人工知能)分野を挙げており、特にAI言語モデルで先行するマイクロソフト<MSFT>に対抗する。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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