<相場の読み筋>1月23日

2024/1/23 7:45

 22日の米国株式は、3日続伸した。NYダウが前週末比138.01ドル高の3万8001.81ドル、ナスダック総合指数が同49.318ポイント高の1万5360.286ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億2513万株、ナスダック市場が52億4658万株だった。NYダウは連日で史上最高値を更新し、3万8000ドル台に乗せた。米12月景気先行指標総合指数が前月比0.1%減となり、市場予想平均の同0.3%減よりも良好だった。米景気の底堅さから軟着陸するとの期待感が高まった。NYダウ採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスやウォルト・ディズニー、ユナイテッドヘルスなどが値上がり率の上位に入っている。

 23日の東京株式は、堅調な値動きが続きそうだ。きのう22日の日経平均株価は連日で大幅続伸。昨年来高値を更新して33年11カ月ぶりの水準を回復した。足元での強い動きや、現地22日の欧米株式が上昇したことも追い風となりそう。ただ、日銀の金融政策決定会合の内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台前半(22日は148円04-05銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同161円32-36銭)と小動き。22日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、コマツ<6301.T>、オムロン<6645.T>、京セラ<6971.T>などが、22日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比40円高の3万6650円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ