新ETF「プライム150」が上場――「時価総額日本一へ」

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2024/1/24 15:14

 日本を代表する価値創造力を持つ企業150社に投資するETF(上場投資信託)の「iFreeETF JPXプライム150(=プライム150、2017)」が、24日に東京証券取引所に上場した。(写真は新ETF「プライム150」の上場セレモニーに参加する東証の岩永守幸社長<右から3人目>や大和アセットマネジメントの小松社長<中央>ら)

 プライム150の連動対象の指数「JPXプライム150指数」は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に(1)ROE(自己資本利益率)と株主資本コストの差に当たる「エクイティースプレッド」が大きい75社(2)PBR(株価純資産倍率)が1倍を超える企業の中から時価総額上位75社の計150社で構成される。プライム150は、同指数に連動する初のETFだ。

 運用を担う大和アセットマネジメントの小松幹太社長は、同日東証で行われたセレモニーで、「(プライム150が)日本で一番時価総額の大きなETFに」と意気込みを語った。JPXプライム150指数に注目する投資家は、国内外で多いという。

 プライム150の初値は1018円。その後は1039円まで上昇し、1007円で取引を終了した。出来高は98.7万口。

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