<米国株情報>パランティアは高値更新、米陸軍からAI活用のディープセンシング開発受注

株式

2024/3/7 10:13

 データ解析のパランティア・テクノロジーズ<PLTR>は6日、前日比で一時12%超高となり、52週高値を26.75ドルに切り上げた。終値は同9.87%高の26.16ドル。6日朝、米陸軍からAI(人工知能)を活用したディープセンシング能力の開発を受注したと発表した。契約金額は1億7840万ドルという。

 陸軍は、インド太平洋地域を念頭に置いた戦術情報ターゲティング・アクセスノード(タイタン)地上局システムを強化する計画を進めている。タイタンのディープセンシング能力の向上はその一環で、AIによりさまざまなソースから軍事データを収集、解析して遠方の敵を特定することで、監視のほか、迅速に標的を攻撃できるようにする。

 パランティアは国防総省など連邦政府との防衛・諜報・テロ対策向け事業を得意とする。最近は新薬開発などで使われる民間商業用のAIP(人工知能プラットフォーム)のサービス提供など商業向け事業にも注力している。

 なお、2月6日に発表した23年12月期第4四半期(10-12月)決算では、売上高が前年同期比19.6%増の6億835万ドル、純利益が同2.9倍の9340万ドル、1株当たり利益(EPS、希薄化後)は同4倍の0.04ドルだった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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