13日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、156円台後半を軸にもみ合いか

為替

2024/6/13 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=155円80銭-157円40銭

 13日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=156円台後半を軸にもみ合いか。米国時間は米5月CPI(消費者物価指数)の伸び率鈍化を受けてドル売り・円買いが先行。一時156円を割り込んだが、その後のFOMC(米連邦公開市場委員会)で年内の利下げ回数が3回から1回に引き下げられたことで下げ幅を縮小した。ただ、市場では2回の利下げを織り込んでおり、ドル・円の戻りは限られている。米インフレについては今晩の米5月PPI(生産者物価指数)も確認したいほか、日銀による金融政策正常化に向けた動きも注目されるなか、あすの日銀金融政策決定会合を控えており、ドル・円は方向感の出にくい展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:対外・対内証券売買契約、4-6月期法人企業景気予測調査、日銀金融政策決定会合1日目

アジア太平洋:豪5月失業率

北米:米5月PPI(生産者物価指数)、米新規失業保険申請件数

欧州:ユーロ圏4月鉱工業生産、G7(主要7カ国)首脳会議(イタリア)

その他:ブラジル4月小売売上高

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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